柏の歴史・こぼれ話(7)~篠籠田の三匹獅子舞~

柏市篠籠田地区の西端にある西光院(真言宗豊山派)で、毎年八月十六日のお盆の施餓鬼の日に行われる。祖先の霊を慰め、五穀豊穣と家内安全を願って、舞が奉納される。

元禄時代から続いていると言われ、獅子三(大獅子、中獅子、小獅子)、猿面二、ひょっとこ三、狐面一、花笠、金棒引き、囃子方から構成されている。

その起源は、水田耕作中心のこの地区で、雨乞い、嵐除けを念じて、水を司る竜神信仰と結びついて「竜頭の獅子舞」が生まれたものと思われる。

舞の中に、雨乞いの和歌を奉納したり、大地を踏みしめたりする所作もあり、人々の熱い祈りの心も感じられる。地元の柏七小に「獅子舞クラブ」が出来、猿舞や囃子方に少年少女が参加しているのも心強い。

稲門会だより 12号より