2024年の千葉県稲門祭が6月30日(日)に開催されました。本年は例年の11月下旬から田中総長のスケジュールの関係で、この時期に行なわれることになりました。
今年も会場は東京ベイ幕張ホールで対面参加とリモート参加のハイブリッド開催です。
参加者数は対面が373名、リモート30名の合計403名で、コロナ禍前の500名には届きませんが昨年までを大きく上回りました。
柏稲門会からの参加者も20名と増え、コロナ禍前の参加者数にほぼ並びました。
プログラムは例年と同様に第1部講演会、第2部千葉県稲門祭及び総長懇談会、第3部懇親会と豪華な内容になっています。それぞれの詳細は以下のとおりです。
第1部:講演会
講演者は前ヤフー株式会社代表取締役で現在はLINEヤフー株式会社顧問の小澤隆生氏で、小澤氏は成田高校出身、早稲田大学法学部1995年卒です。
公演のテーマは「事業成功のポイント」と題して話がありました。小澤氏は現代日本の2大事業家である三木谷浩史楽天会長兼社長と孫正義ソフトバンク会長兼社長の二人に長く仕えた経歴を持ち、楽天イーグルスやPAYPAYの立ち上げにかかわるなど新しい事業を成功に導くためのポイントを「見極め力」、「失敗力」、「徹底力」などの言葉で表現しながら話がありました。事業の成功はこの様なところにあると言うことが良く分かる説明でした。
第2部:総長懇談会
今回が任期中最後の千葉県稲門祭出席となる田中愛治総長から、早稲田大学の掲げる目標は2040年までに日本で、2050年までにアジアで人類社会に貢献するために最も効果的な教育を提供する大学になることであると話がありました。これは大隈重信の言葉にある「進んで世界に貢献する抱負」を持った人物になるには、早稲田で学ぶことが最も効果的であると思われる存在でありたいということであると説明がありました。
第3部:懇親会
総長懇談会の後は待ちに待った懇親会です。
今年の懇親会は入場者を、ニューオルリンズホットストンパーズによるデキシーランドジャズがお迎えしました。(このバンド演奏には矢嶋教文前会長がピアノ奏者として参加し華麗な演奏を披露しました。)
高橋孝志実行委員長の開会挨拶に続き大塚宗春早稲田大学名誉教授の乾杯の発声があり懇親会のスタートです。
途中には交流タイムや熊谷俊人千葉県知事の挨拶がありあっという間に校歌・応援歌の時間になりました。
今年の校歌・応援歌は昨年大変好評であった応援部のリーダー、チアリーダー、吹奏楽団勢揃いの斉唱です。今年も都の西北、紺碧の空、コンバットマーチ、早稲田の栄光の4曲を参加者全員と一緒に高らかに歌いました。
最後に西修一副実行委員長より閉会の挨拶があり、盛り上がった稲門祭はお開きとなりました。
記:幹事長 馬場由彦