2021千葉県稲門祭 開催報告

11月28日(日)、昨年はコロナ禍で中止となった千葉県稲門祭が2年ぶりに開催されました。

今年は会場を一昨年までのニューオータニ幕張から隣の東京ベイ幕張ホールに移し、初めての対面参加とリモート参加の両方で開催しました。当日は対面が213名、リモートが162名の合計375名が参加し、会費(1名1,000円)の合計375,000円は全額を大学に寄付しました。(柏稲門会からは、対面9名、リモート7名の合計16名が参加)

プログラムは今回見送った懇親会を除き、例年と同様に第1部講演会、第2部千葉県稲門祭及び総長懇談会の2部構成で、その間に熊谷県知事が挨拶するという豪華な内容になっています。それぞれの詳細は以下のとおりです。

第1部:講演会

鈴木哲夫氏 講演会

講演者はテレビ等でお馴染みのジャーナリストである鈴木哲夫氏で、「新型コロナで浮き彫りになった“政治リーダーの資質”」と題して話がありました。危機管理において政治家は自分が責任を取るという姿勢が必要など辛口の論評で盛り上がりました。



県知事挨拶

今年の4月に県知事に就任した熊谷俊人氏は11年に渡る千葉市長の経験を活かし、県庁と市町村のコミュニケーションを改善することや教育の改革など他の県では取り組まれていない政策を実現することを目指しているとの話がありました。


第2部:総長懇談会

総長懇談会では田中愛治総長が、早稲田におけるコロナ対策がどこよりも早く、そして着実に行われ大きな成果も得られたことが報告されました。Waseda Vision 150 and beyondでは、創立150周年を迎える2032年までに日本一の大学になるだけでなく「世界に輝く早稲田」を目標にするにはどの様に活動していくか話がありました。



懇談会の後は大学からの来賓紹介、会費の寄付目録贈呈があり、恒例の校歌斉唱は自粛し、応援団のエール・校歌がビデオで流れる「校歌清聴」になりました。

最後に白戸実行委員長よりの閉会挨拶があり今年の稲門祭は終了しました。

対面、リモートの双方開催は新しい取り組みとして評価できるものと考えます。
来年は懇親会もある県支部稲門祭が出来るよう期待したいと思います。

記:馬場由彦(S52法学)