- 句会実施日:令和8年1月16日 (於アミュゼ柏)
- 兼 題:「年の暮」または「お年玉」
- 参加者:6名+欠席投句2名、合計8名
冬季句会は冬の季語と新年の季語を用いて各自五句投句、兼題は年末と新年を代表する、「年の暮」と「お年玉」であった。
お年玉では子供の頃を思い出す句、また孫たちに渡すについて悩ましいおじいさんの句など楽しい句が詠まれた。
今回は参加者が少なかったので選句は五句、その内の一句を特選とした。
なお、句会後一茶庵にて五名で懇親会を行った。
「年の暮」と「お年玉」
「海人(あま)」復習ふ宵の一時年の暮 房司
年の暮司馬遼友に引きこもり 十五
米の値の高止まりして年の暮 加行
弟の気になる兄のお年玉 清明
お年玉孫の笑顔にわれ感謝 等閑人
お年玉以前の額を失念す 起佐夫
高得点句は次の通り
いささかの音も許さず滝凍てり 清明
加齢とは生きた勲章冬日和 十五
晩冬や雲には雲の生死あり 康文
除夜の鐘限りなき世に一区切り 康文
大女将寒紅きつく引き直す 十五
他の佳句
熱燗や居眠る人も居る屋台 房司
のすり舞ふ筑波二峰はただ聳ゆ 加行
蝋梅の香りや通夜の寺遠 康文
凍滝を登る人あり滝見台 ら行
腰痛の意に添わぬ身や冬籠 ら行
三くさめあれかこれかと年明けり 康文
運動会昼食会なく皆帰宅 等閑人
高架橋遥かに浮かぶ初筑波 ら行
寒風に父なき子らのウクライナ 等閑人
水鳥ののどかに群れて暮なづむ 加行
航跡のひとすぢ開く今朝の春 清明
加行

